セルフ・コンパッションって何?

「セルフ・コンパッション」
まだまだ、聞きなれない言葉ですが
簡単に言えば、他の人を思いやるように
自分のことを思いやる、という考え
で、
心理学者のクリスティン・ネフ博士などにより
今、欧米を中心に発展、研究が進んでいます。

「自分を思いやる」。
これは簡単なようで案外難しいと感じる人が多いのです。

なぜなら、私たちの多くは幼い頃から
「自分には厳しく、他人は優しくしよう」と
教えられてきたからです。

「自分に優しくするなんて甘えだ」
「自分に厳しく、批判的になってこそ
自分を成長させることができる」
そのように考える人も多いことでしょう。

しかし、近年の心理学研究では
このような自分への厳しくて批判的なかわり方が
自分自身の成長や心身の健康を妨げる要因になっていることが
次第に明らかになってきているのです。

研究では、セルフ・コンパッションのレベルが高い人ほど
人生への満足感、幸福感、人間関係、
自信、感謝、楽観性、そして身体的な健康状態が良く
不安や抑うつが低いということが実証されています。

自分に思いやりを向け、自分を大切にしてこそ
身近な人や社会にも、本当の思いやりを向けることができます。

自分自身を敵から味方にする

あなたは、親しい友達が失敗したり、落ち込んでいたりするとき、
どのように接するでしょうか?
きっと、話を聞き、理解してあげようとしたり、
優しく励ましてあげたりするのではないでしょうか?

では、自分が同じように失敗したり、落ち込んだりしたときは
自分にどのように接しますか?
ついつい自分を責めてしまったりしませんか?

西洋人も東洋人も、他人には優しくあろうとするのに
自分には優しく接することができない傾向があります。

セルフ・コンパッションの基本は
自分が苦しんでいるときに、
心から愛する誰かをケアしてあげるように
自分自身をケアすること
(クリスティン・ネフ博士)」です。

セルフ・コンパッションは、自分自身を敵ではなく
味方にすることを身につける実践だと言えます。

自分が抱えている問題を追い払おうとするのではなく
自分の中にある困難なものを優しく受け止めて
いたわりの心で包んでいくのです。

今。自分を思いやることが難しいと感じていても
セルフ・コンパッションのスキルは
瞑想や心のエクササイズを通して
育んでいくことができます。

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